Reactのbabelでの環境構築

公開日: 2023/05/03 @Miz_dev

React

インストール

まず最初に以下のコマンドをターミナルで入力する。

yarn add -D @babel/core @babel/preset-react babel-loader

ただ、これとは別に React を入れないといけない。

yarn add react react-dom

dependencies と devDependencies

先程のコマンドでは、package.json に dependencies と devDependencies に分かれて記述がされている。
それぞれの違いは以下の通り。

dependencies

本番環境でも必要なもの。

// 例
"dependencies": {
 "react": "^17.0.2",
 "react-dom": "^17.0.2"
}

devDependencies

開発時でのみ必要なもの。
babel や webpack は本番環境では必要がないので、devDependencies でインストールする。

// 例
"devDependencies": {
 "@babel/core": "^7.16.7",
 "@babel/preset-react": "^7.16.7",
 "babel-loader": "^8.2.3",
 "webpack": "^5.65.0",
 "webpack-cli": "^4.9.1",
 "webpack-dev-server": "^4.7.2"
},

webpack に babel の設定を記述

module: {
 rules: [
  {
   test: /\.js$/,
   use: [
    {
     loader: "babel-loader",
     options: {
      presets: ["@babel/react"],
     }
    }
   ]
  }
 ]
}

rules

webpack のバンドル時に何をするかを記述する。

test: /\.js$/,
use: [
 {
  loader: "babel-loader",
  options: {
   presets: ["@babel/react"],
  }
 }
]

test: /.js$/

「/.js$/」で、拡張子が.js のものという指定になる。

use

test にヒットしたものに対して、use で指定したものを使用する。

loader

.js で終わるファイルに対して、webpack でバンドル時に”babel-loader”を当てて、React 等を使用出来るようにする。という指定になる。